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  • 植物育成ライト

2024.08.19

サクラソウ科・サトイモ科・サボテン科・シソ科・シュウカイドウ科・ショウガ科・センリョウ科・ソテツ科に室内育成で必要な光の量

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こんにちは、JR秋葉原駅中央改札口から徒歩2分に本社のあるLED照明メーカー、株式会社トライテラスの販促担当です。

植物育成に興味を持ちつつ、植物をよく枯らしていた私が植物育成ライトを企画し、会社で植物育成を楽しんでいるので、これから植物を育成する方や、植物育成ライトに興味がある方に、室内での植物育成に必要な光をご紹介します。

植物は同じ種類でも個体によって様々な要因により、必要な適正育成環境が異なるとの見解が多く、自分の育てる植物にどのくらいの光量の植物育成ライトを何時間使ったらよいのかはっきりと基準がありません。

私の場合、まずは植物育成ライトと植物との距離を変えてみたり、植物育成ライトの量を変えて明るさを調整してみたり、実際に育てながら光の量を確認しているところです。

この記事では「全国鉢物類振興プロジェクト協議会」さんが一般消費者向けとして、「屋内緑化マニュアル」というとても勉強になる冊子を配布されています。
その中から、植物育成初心者の私にとても参考になった屋内での植物育成に必要な光の量をサ、シ、セ、ソが頭文字の科に絞ってまとめました。

皆様の植物育成にも参考になると幸いです!

植物に必要な照度のまとめ、植物育成と光の関係、光の強さが植物育成にどう関与するのか、光の持続時間などは、全てをまとめた以下のブログをご覧ください。
今回のブログはこの中からサ、シ、セ、ソが頭文字の科だけまとめています。



■ 植物別 屋内での植物育成に必要な照度表


「最低照度係数」
光補償点以下の光では長時間光を当てても衰退し、枯死していくため、「最低育成照度」を設定し、光補償点より少し高めに設定されています。
この数値はあくまで育成に必要最低限必要な数値です。

「飽和照度係数」
それ以上の光量があっても育成量が増加しない数値です。

屋内での植物育成には光強度×10時間で育成可能といえるとのことなので、是非10時間の照射を目標に、以下の植物照度表で植物育成の参考にしてみましょう。



サクラソウ科

植物名別名
(類)
最低
照度
係数
飽和
照度
係数
最低
生育
温度
カラタチバナヒャクリョウ 1,00010,000-2℃
マンリョウ万両1,00015,000‐7℃
シクラメン2,00015,000-2℃
プリムラ・オブコニカ西洋サクラソウ5,00015,0000℃



サトイモ科

植物名別名
(類)
最低
照度
係数
飽和
照度
係数
最低
生育
温度
アグラオネマ リョウチク(和名)50010,00010℃
オキシカルジュウム50020,0005℃
シンゴニウム 50010,0005℃
スパティフィラム50010,0002℃
セローム50020,0000℃
ディフェンバキア50010,0005℃
フィロデンドロン・シルバーメタル50010,0000℃
ポトス50025,0005℃
モンステラホウライショウ(和名)50010,0000℃
アロカシア1,00010,00010℃
アンスリウム1,00010,0005℃
クワズイモ1,0008,0000℃
ザミオクルカス1,00015,0005℃
フィロデンドロン・ピンク・プリンセス1,00010,0005℃
カラジューム2,00010,0002℃



サボテン科

植物名別名
(類)
最低
照度
係数
飽和
照度
係数
最低
生育
温度
リプサリス類(シャボテン類)2,00020,000‐2℃



シソ科

植物名別名
(類)
最低
照度
係数
飽和
照度
係数
最低
生育
温度
ゲンペイクサギクレロデンドルム5,00020,0000℃



シュウカイドウ科

植物名別名
(類)
最低
照度
係数
飽和
照度
係数
最低
生育
温度
ベゴニア(観葉)レックスベゴニア等2,00015,0002℃
エラチオールベゴニアリーガースベゴニア3,00015,0002℃



ショウガ科

植物名別名
(類)
最低
照度
係数
飽和
照度
係数
最低
生育
温度
ゲットウアルビニア1,00015,0000℃



センリョウ科

植物名別名
(類)
最低
照度
係数
飽和
照度
係数
最低
生育
温度
センリョウ千両1,00010,000-7℃



ソテツ科

植物名別名
(類)
最低
照度
係数
飽和
照度
係数
最低
生育
温度
ソテツ 2,00020,000-7℃





今回ご紹介した内容は、「全国鉢物類振興プロジェクト協議会」LED照明を積極的に活用した新たな屋内緑化の普及を図り、 全国鉢物類振興プロジェクト協議会普及版ホームページにて様々な情報が公開されています。

今回は許可をいただき、引用しました。さらに詳しく知りたい方は是非 全国鉢物類振興プロジェクト協議会普及版ホームページ を御覧ください。とても勉強になります。

最後に、植物育成にハマっているトライテラスの販促チームが開発した、室内で植物を育てるために足りない光を補う、植物育成ライト「プラントテラス580」をご紹介します。

スリムなライン照明は軽量で、背面にマグネットを設置。
スチールなどにくっつけるだけの簡単に使える照明器具です。
光の質にこだわり、太陽光に近い波長の美しい照明器具に仕上がりました。
インドアグリーンに必須の、植物育成ライト選びに迷った方は、LED光源で電気代が抑えられ本体の長さ58cm。
広範囲を照らせるラインタイプ、トライテラスの植物育成ライトを是非ご検討ください!

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