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- 植物育成ライト
2024.05.24
観葉植物のライトは何ルクス必要?光量・照度・照射時間を植物別に解説

【2026.8.6更新】
こんにちは、JR秋葉原駅中央改札口から徒歩2分に本社のあるLED照明メーカー、株式会社トライテラスの販促担当です。
「せっかくお気に入りの観葉植物や多肉植物をお部屋に迎えたのに、ひょろひょろと間延び(徒長)してしまった…」「室内が暗くて枯れないか心配」といったお悩みはありませんか?
植物を室内で元気に育てるためには、日光の代わりとなる「植物育成ライト」が欠かせません。しかし、「自分の植物には何ルクスの光を、毎日何時間当てればいいの?」という具体的な基準は、初心者にとって分かりにくいものです。
この記事では「全国鉢物類振興プロジェクト協議会」さんが一般消費者向けとして、「屋内緑化マニュアル」というとても勉強になる冊子を配布されています。
その中には屋内での植物育成に必要な光のこと、植物別の光の量等が記載されており、植物育成初心者の私にはとても勉強、参考になりました!
今回は「全国鉢物類振興プロジェクト協議会」さんの知恵を借りて、植物育成初心者の私にとても参考になった屋内での植物育成に必要な光の説明、植物育成に必要な光の量などをまとめてみました。
皆様の植物育成にも参考になると幸いです!
■ 屋内空間と本来の植物の育成環境、屋外の違い4つ
日本の人口の7割が都市部に暮らす現代、お家の中でグリーンを楽しむ方が増えています。しかし、屋内での植物育成は、本来野生で育つ屋外環境と比べて大きく異なる点が4つあります。
- 植物が生存・生育するための光合成に必要な「光」が極端に少ない
- 雨水が完全にシャットアウトされる
- 温度・湿度が自然のサイクルとは大きく異なる(エアコンの影響など)
- 自然の風が入らず、空調の風が直接当たり続ける、あるいは隅で空気が全く動かない

特に「① 光が極端に足りなくなること」は、植物が枯れてしまったり、不格好に間延び(徒長)してしまう最大の原因です。
この問題をクリアするために、私たちトライテラスは、太陽光に限りなく近い光を届ける植物育成ライトを開発しました。まずは、植物にとって必須である「光」のメカニズムを学んでいきましょう!
■ 植物育成と光の関係とは
植物と光の関わりは、大きく分けると以下の2つの作用に分類されます。
- 光合成:光エネルギーを使って、生長に必要な栄養分を作り出す作用
- 光形態形成:光をシグナル(合図)として、発芽や葉の広がり方、花の開花などをコントロールする作用
※植物育成をさらに本格的に学びたい方に必須の光の指標「PPFD(光合成光量子束密度)」については、LED照明メーカーの視点からこちらの記事で徹底解説しています。あわせてご覧ください。

■ 光の強さが植物育成にどう関与するのか
植物の成長に光は不可欠ですが、「強ければ強いほど良い」「弱くても時間をかければ良い」というわけではありません。
光が弱すぎると光合成ができず餓死・衰退してしまい、逆に強すぎると処理しきれずに葉焼けなどの「光阻害」を引き起こします。植物に適切な光を当てるために、知っておくべき3つの基準値があります。
1. 光補償点(ひかりほしょうてん)とは
植植物は、呼吸によって常に炭酸ガス(二酸化炭素)を放出する一方、光合成によって炭酸ガスを吸収し、酸素と栄養分を作り出しています。
光が弱くなると光合成の量が減り、やがて「呼吸で出す炭酸ガスの量」と「光合成で吸う炭酸ガスの量」がぴったり同じになる瞬間が訪れます。この境界を「光補償点」と呼びます。
もし植物ライトの光がこの光補償点より低いと、植物は体内の貯金(養分)を削りながら生き延びることになり、貯金が底をつけば最終的に枯れてしまいます。つまり、光補償点は植物が室内で生き残るための「最低ライン」です。
2. 光飽和点(ひかりほうわてん)とは
光が強くなればなるほど、光合成の効率もアップしていきます。しかし、ある一定の強さに達すると、それ以上どれだけ強い光を当てても光合成の量は増えなくなります。この限界の強さを「光飽和点」と呼びます。
これ以上の光量を当てるのは電気代の無駄になってしまうため、育成ライトを選ぶ際は、この光飽和点を目安に「最も効率の良い明るさ」に設定するのがベストです。
3.光阻害点(ひかりそがいてん)とは
光飽和点を大幅に超えるような強すぎる光(直射日光や、ライトとの距離が近すぎる場合など)を当て続けると、植物の細胞がダメージを受け、「葉焼け(葉が白・茶色に変色する)」を起こして生育が悪化します。この限界点を「光阻害点」と呼びます。
日陰を好む耐陰性の強い植物(モンステラやポトスなど)は光阻害を起こしやすいため、ライトとの距離や調光に注意が必要です。
■ 必要な光は植物種、大きさ、形態により異なる
多くの植物は、光の強弱により葉の内部構造、大きさ、葉や枝の角度等を変化させる機能があり、これによって育成する場所の光強度にある程度順応する ことができる。

■ 光の持続時間
健やかな成長のためには、「光の強さ(明るさ)」だけでなく、「どれだけの時間、光を当て続けるか」という照射時間が非常に重要です。
自然界(日本)の日照時間は、冬至で約10時間、夏至でも約14時間。人工光で室内育成する場合も、このサイクルを意識する必要があります。
多くの観葉植物や多肉植物の苗は、1日あたり8時間〜12時間ライトを照らすのが理想的とされています。一方で、24時間つけっぱなしにするのは避けてください。植物にも「夜(呼吸に専念する時間)」のリズムが必要なため、最低でも1日6時間以上は消灯し、暗い時間を作ってあげることが美しく育てるコツです。

累計照度とは|「光の強さ×時間」の計算式
植物の成長は、「光の強さ(ルクス) × 照射時間(時間)」の掛け算で決まります。これを「累計照度」と呼びます。
例えば、ある植物を育てるにあたって以下の3つの当て方をした場合、1日あたりのトータルの光合成量は「ほぼ同じ」になり、同様に健康に育てることができます。

- A(自然光・日中):日光の強さがなだらかに変化し、必要な累計照度を満たすオーソドックスな形。
- B(強いライトで短時間):3万ルクスの強い植物ライトを12時間当てる(合計:36万hlux)。
- C(少し控えめなライトで長時間):1.5万ルクスの少し穏やかなライトを24時間当てる(合計:36万hlux)。
※ただし、前述の通り植物の生活リズムを作るためには、Bパターンのように「メリハリのある10〜12時間照射」を行うのが最もおすすめです。
■ 屋内での植物育成に最も効果的な「照射スケジュール」
全国鉢物類振興プロジェクト協議会さんのデータベースや、園芸業界の実績値に基づくと、植物育成ライトの1日の照射時間は「10時間〜12時間」が最適とされています。
太陽の光に比べて人工光(LED)は優しく、光量がマイルドになるため、屋外管理に比べて少し長めの照射時間を確保してあげることで、日照不足を確実に補うことができます。
💡 お勧めの季節別タイマー設定目安
- 春・秋(生長期):1日 12時間〜14時間の照射(生長をグッと促します)
- 冬(休眠期・維持期):1日 8時間〜10時間の照射(徒長を防ぎ、現状維持に努めます)
■ 植物別 屋内での植物育成に必要な照度表
植物別|屋内で育てるために必要な照度一覧
植物育成ライトを選ぶときは、植物の種類ごとに設定された「最低照度係数」と「飽和照度係数」を確認します。
表の見方
- 最低照度係数:生育に最低限必要な照度の目安です。資料では1日10時間照射を基準に示されています。
- 飽和照度係数:それ以上の光を当てても、生育量に変化がないとされる照度の目安です。
最低照度は植物ごとの最低照度係数を、飽和照度は各グループに含まれる植物の飽和照度係数の範囲を示しています。数値は、植物の栽培条件を考える際の目安としてご利用ください。
| 代表的な植物 | 最低照度係数 Lux × 10h | 飽和照度係数 Lux × 10h |
|---|---|---|
| アグラオネマ、オモト、サンセベリア、スパティフィラム、セントポーリア、ディフェンバキア、テーブルヤシ、ポトス、モンステラなど | 500 | 10,000~25,000 |
| アザレア、アナナス類、アンスリウム、インドゴム、エバーフレッシュ、カンノンチク、クワズイモ、ドラセナ類、ハラン、ベンジャミンゴム、ホンコンカポックなど | 1,000 | 8,000~25,000 |
| アジサイ、アフェランドラ、ガジュマル、クロトン、クンシラン、コーヒーノキ、シクラメン、ツバキ、パキラ、ファレノプシス類、フィカス・ウンベラータなど | 2,000 | 2,000~25,000 |
| アジアンタム、アロエ、エアプランツ類、オンシジウム、カトレア、コニファー類、シマトネリコ、ストレリチア類、バラ類、バンダ、ワイヤープランツなど | 3,000 | 10,000~25,000 |
| オリーブ、ゴールドクレスト、シコンノボタン、ジャカランダ、ゼラニウム、ハイビスカス、ハゴロモジャスミン、パピルスなど | 5,000 | 15,000~25,000 |
※数値は、全国鉢物類振興プロジェクト協議会の植物特性資料をもとに整理しています。最低照度係数・飽和照度係数はいずれも、1日10時間照射を基準とした値です。
植物名から探したい方はこちら
植物名が表にない場合は、照度グループ別の全リストから検索できます。
最低照度500Luxの植物一覧
最低照度1,000Luxの植物一覧
最低照度2,000Luxの植物一覧
最低照度3,000Luxの植物一覧
最低照度5,000Luxの植物一覧
出典:令和3年度制作「屋内緑化マニュアル」および「屋内植物特性表」
たくさんの植物の適正照度表はいかがでしたでしょうか?おうちで育てているお気に入りの品種はありましたか?
弊社(トライテラス)のオフィスでも人気のモンステラを育てていますが、この表をもとに照射距離や高さを変えながら、ベストな環境を作って元気にオフィスを彩ってくれています!
※本データは、LED照明を積極的に活用した屋内緑化の普及を進める「全国鉢物類振興プロジェクト協議会」様の許可をいただき引用・抜粋させていただきました。より専門的・詳細な情報をご覧になりたい方は、ぜひ公式HP(全国鉢物類振興プロジェクト協議会普及版ホームページ)をご覧ください。非常に奥が深く勉強になります!
■ プロが作った本格派LED「プラントテラスシリーズ」のご紹介
「おしゃれなインテリアを損なわずに植物をしっかり育てたい」「電気代が安くてコンパクトな育成用ライトが欲しい」
そんな植物ファンの声にお応えするため、日々おうちやオフィスで植物育成を愛するトライテラスの開発チームが、太陽光に近い美しい波長を持った植物育成ライト「プラントテラスシリーズ」をご用意しました!設置スペースや植物の数に合わせて、ラインナップからお選びいただけます。
① プラントテラス580 (広範囲・ライン型)
メタルラックや温室の棚、家具の隙間裏にスッキリ収まる、非常にスリムでスタイリッシュなライン形状ライト。複数株を均一に明るく照らしたい方へおすすめです。
| サイズ | 長さ58cm × 幅1.5cm(スリムライン設計) |
| 特長 | 背面に強力マグネット付き。スチール棚等にワンタッチ装着 |
| 光の色・波長 | 昼白色 5000K(日中の太陽光に近い波長) |
| メリット | 棚一段、広範囲を均一に照射 |
② プラントテラス1115 (手のひら・コンパクト型)
デスク周りや小さめのサイドテーブル、お気に入りの一鉢をメインで照らしたい方にピッタリな、超軽量・手のひらサイズのスポットLEDライトです。
| サイズ | 幅15cm × 高さ11.5cm × 奥行3.8cm |
| 特長 | 昼白色 5000K(日中の太陽光に近い波長) |
| 月々の電気代 | 約88円 / 月(1日12時間点灯時 ※単価34円/kWh換算) |
| メリット | スタンド、吊り下げ、壁掛けの3way |
■ 全国のプロショップ・専門店でのリアルな導入実績
・the Farm UNIVERSAL CHIBA 様(千葉県)
大人から子供まで全ての人が楽しめる「植物の楽園」として有名な、the Farm UNIVERSAL CHIBAさん。
世界中から集められた希少な多肉植物・珍奇植物がズラリと並ぶビニールハウスにて、当社のプラントテラス580を植物育成に実際にご活用いただいています。
→ the Farm UNIVERSAL CHIBA様 詳しい導入事例はこちら
・ROUTE BOTANICALS 様(東京都上野)
上野の路地裏に佇む、熱帯・亜熱帯のビザールプランツ(珍奇植物)を中心に取り扱う人気の植物専門店、ROUTE BOTANICALSさん。
おしゃれな店内デザインと調和しながら、太陽光が届きにくいスポットの植物棚を美しく元気に照らすアイテムとして導入いただいています。
→ ROUTE BOTANICALS様 詳しい導入事例はこちら
■ なぜ「プラントテラス」が多くの愛好家から選ばれているのか?
それは、LED照明の専門メーカーである私たちが徹底的に「太陽光スペクトル(植物にとって有益な波長)」を再現したからです。ただ明るいだけでなく、植物本来の本物に近い美しい色を忠実に表現(高演色性)し、インテリアとしても空間をスタイリッシュに格上げします。
- プラントテラス580:温室、多段スチールラック、広範囲の棚に。
- プラントテラス1115:卓上、デスク周り、特定の自慢の1鉢に。月々の電気代もわずか約88円!
インドアグリーン初心者から愛好家の方まで、設置スペースや目的、おうちの環境に合わせて、ぜひ最適なモデルをお選びください!



