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2026.04.14

太陽光スペクトルLED Suntone 指標・配光|太陽光LED「Suntone」が目指す光の環境インフラ

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こんにちは、JR秋葉原駅中央改札口から徒歩2分に本社のあるLED照明メーカー、株式会社トライテラスの販促担当です。
全4回でお届けしてきたSuntone連載も、いよいよ最終回です。
今回は、設計者が知っておくべき「CRI(Ra)以外の重要指標」と、良い光源を活かすための「配光・グレア対策」、そしてトライテラスが照明開発を通じて目指す「太陽光スペクトルへの回帰という未来」についてお話しします。

■ 指標の見方|CRIだけで決めない、設計者のチェックポイント


Suntoneは「高い数値を見せる光」ではなく、太陽光に近いスペクトルを有して“自然にくっきり見える基準”を作る光源です。

評価はRa(演色性)単独ではなく、目的→指標→実物確認で行うことが重要です。Raでは見落としがちな要素を以下の指標でカバーします。

チェックポイント設計時の視点
TM-30 (Rf/Rg)99色評価。忠実性(Rf)と色の傾向(Rg)を分け、「どの方向に、どれだけ色が寄るか」を把握しやすい。
R9(赤の再現性)肌や料理、木部の“温かみ”の見え方に直結しやすい。
CCT(色温度)空間の基調。時間帯・用途の方針と合わせて選ぶ。
Δuv(色偏差)同じCCTでも白が緑やピンクに転ぶ差。違和感や“人工っぽさ”の要因になり得る。

ドラマ性や演出は配光・配置・照度差で加える。これが指標に振り回されずに光の質をコントロールするスタンスです。





■ 配光とグレア|“良い光源”を台無しにしない設計


Suntoneが担うのは“光の質”。その価値を体験として成立させるのが、配光とグレア対策です。
眩しさを残すと、良い光源でも空間は疲れてしまいます。

ライン照明やダウンライトを多用すると、視野内の高輝度点が増えやすく、座位・寝姿勢・モニター視聴で不快が顕在化します。

  • 高輝度部を視野から外す:配置と器具選定で「視線に入る位置」を先に潰す。
  • 背景を明るくする:壁面や天井も適度に明るくして輝度差を減らす。
  • 必要な場所だけ照らす:UGR、遮光角、間接の見切りで配光を詰める。

Suntoneで自然な見えの土台を作り、配光設計で眩しさとムラを抑える。このセットで集中・くつろぎ・安心が安定します。





■ トライテラスの目指すところ|太陽光スペクトルへの回帰


健康と well-being のために、光を太陽光スペクトルへと回帰させること。

私たちがSuntoneを通じてお伝えしたいのは、単なる「色の見え方の良さ」だけではありません。
サーカディアンリズムと睡眠を整え、眼に優しい Visual Comfort を確保し、神経系・内分泌系・免疫系がバランスを保つ状態にまで視野を広げています。

太陽光の波長分布に近い自然回帰型 LED を用いることで、人の身体リズムと心身の安定を支える「光の環境インフラ」をつくる。
トライテラスは、その入り口として照明開発に携わり、生命の健やかさをつなぐプラットフォームでありたいと考えています。





■ まとめ:Suntoneで新しい空間価値の創造を

全4回にわたり、Suntoneの魅力と実践方法をお届けしてまいりました。
「色が転ぶ」「素材がフラットに見える」「肌が疲れて見える」といった従来のLEDの違和感を解決し、空間のポテンシャルを最大限に引き出すSuntone。
ぜひ、皆様のプロジェクトに「太陽光基準の光」を取り入れてみませんか?

「実際の見え方を確認したい」「プロジェクトに合わせた配光計画を相談したい」
そんなご要望に、トライテラスがお応えします。