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2021.01.07
導光板(どうこうばん)とは?原理・種類・用途をLEDメーカーが図解で解説
【2025.12.10更新】
こんにちは、JR秋葉原駅中央改札口から徒歩2分に本社のある、株式会社トライテラス販促担当です。
当社の主力製品のひとつが「導光板(どうこうばん)」。
展示会やお問い合わせでも、
〇 導光板とはそもそも何か?
〇 どんな原理で光るのか?
〇 種類や用途の違いは?
と質問をいただくことが非常に多い部材です。
この記事では、導光板の基本(定義・原理)から、種類・用途・メリットまで、初めての方にも分かりやすくまとめます。
■導光板(LGP)とは
導光板とは、入光した光で板面が発光するよう加工を施した部材のことです。
英語だとLight Guiding Panel(LGP)、光を導く板という説明通りの導光部材です。
導光板(読み方:どうこうばん)には加工方法や素材等、様々な種類があります。
LED導光板、導光パネル 等と呼ばれています。

▼導光板製品一覧を見る
■導光板の原理
基本構造はシンプルです。
1:導光板の端面からLED光を入射(入光)
2:板内部で光を反射・全反射させながら伝搬
3:表面や内部に加工した「光学パターン」で光を散乱させ、面として発光させる
この構造は、エッジライト方式と呼ばれ、薄型液晶テレビやタブレット、モニターなどにも広く使われている光学技術です。
【発光イメージ】

【発光の仕組み】

※加工方法(印刷・レーザー・エンボス・成形)や素材によって、光り方や特性は変わります。
■「導光」とは何か
導光とは、光を狙った場所まで“コントロールしながら導く”技術です。
均一に板を光らせるだけではありません。
単に均一に光らせるだけでなく、
〇 指定箇所だけを強く発光させる
〇 ロゴや模様の部分だけを光らせる
といった「光のデザイン」も可能です。
トライテラスでは、
〇 均一な面発光を実現する導光設計
〇 一部のみを意図的に輝かせる導光設計
など、用途に応じた導光パターン設計を得意としています。
発光イメージ(上面図)

【均一面発光を狙った導光】

【加工部の発光を狙った導光】

■導光板の特長・メリット
光学部材は導光板の他、たくさんありますが、その中で導光板が選ばれる理由、特長を挙げます。
① 薄型・軽量:省スペースで、壁・天井・什器に組み込みやすい
② 均一な面発光:ムラの少ない美しい光を演出できる
③ 低消費電力:LEDを光源とするため、省エネ性が高い
④ 設計自由度が高い:サイズ・形状・厚み・発光パターンをカスタム可能
⑤片面/両面発光が選択可能:用途に応じて構成を最適化できる
⑥ 1枚構造で片面、両面発光の選択が可能
サイン・什器・建材・設備など、「見せたい」「照らしたい」を両立したい案件に向いています。
■導光板の原材料
原材料
透明性・耐光性の観点から、主に以下の樹脂やガラスが使われます。
〇 アクリル樹脂(一般的・バランスが良い)
〇 ポリカーボネート
〇 ガラス
〇 ポリスチレン
〇 ウレタン など
用途・環境(屋内/屋外・温度・衝撃)に応じて素材を選定します。
■導光板の厚み
導よく使われる厚みは 約5mm・8mm など。
〇 厚いほど:明るさアップ/均斉度(光の均一性)が良くなる
〇 その代わり:重量増 → 取り付け条件やコストへの影響も
トライテラスでは、明るさ・サイズ・重量・意匠バランスを踏まえ、お客様の案件に合わせた厚みを提案しています。


■ 均斉度とは(導光板で重要な指標)
均斉度とは、光のムラのなさ(照度の均一性)を数値で評価する指標です。
〇 導光板全体の“明るい部分”と“暗い部分”の差が小さいほど、均斉度が高い
〇 均斉度が悪いと、ムラ・まだらが目立ち、サインや照明のクオリティが低下
照明環境では、均斉度の悪さが作業者の疲労・集中力・知的生産性にも影響することが報告されています。
均斉度が悪い机上面で作業を行うと執務者に疲労、集中度および知的生産性などへの影響があることが報告されています。
参考論文:目の疲労から見たタスク・アンビエント照明
永井久、安陪稔
■導光板の基本構造
一般的な導光板ユニットは、以下のような構成です。
〇 導光板本体(光を導く板)
〇 LED光源(エッジ部分に実装)
〇 アルミチャンネル・枠体(放熱・保持)
〇 拡散板(光をより均一に見せる表面板)
トライテラスでは、この構造をベースに、用途ごとに部材・厚み・LED仕様を最適化し、高均斉の面発光を実現しています。


■導光板の用途:身近なところで活躍
導光板の代表的な用途は次の通りです。
〇 液晶ディスプレイ(PCモニター・テレビ)
〇 スマートフォン・タブレットのバックライト
〇 自動車メーター・車載ディスプレイ
〇 トレース台・検査用ライトパネル
〇 内照式サイン・案内板・標識
〇 天井パネル照明・壁面間接照明 など
普段何気なく見ている「光る面」の多くに、導光板技術が使われています。
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| 液晶画面 | 発光表示器 | 発光サイン、標識 | 照明 |
■導光板の種類:加工方法で変わる特性
導光板は、どのように光学パターンを作るかで種類が分かれます。
加工種類 | 印刷 | レーザー彫刻 | エンボス | 成形 |
| 加工方法 | 光学パターンをプリント | 光学パターンをレーザー彫刻 | 光学パターンを超音波エンボス | 金型一体成型 |
| 加工方法 | ![]() |
|
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| 特長 | 量産向き | 小ロット向き | 小ロット向き | 量産向き |
| 主要用途 | 内照光源 | 内照光源、装飾 | 内照光源、装飾 | 内照光源、装飾 |
| トライテラス製品名 | ▶DOT PANEL | ▶EMBOSS PANEL | ▶OEM、ODM個別対応製品 | |
取り扱いメーカー | 多数あり | 多数あり | トライテラスのみ、加工特許取得 | 多数あり |
▼トライテラスの導光板一覧を見る
まとめ:導光板とは“薄く、均一な光”を作るためのキーパーツ
導光板(どうこうばん)= Light Guiding Panel(LGP)は、
〇 LED等の光源から光を受け取る
〇 薄型で均一な面発光を実現し
〇 サイン・ディスプレイ・照明など、幅広い用途で活躍する光学部材です。
液晶画面から駅のサイン、天井の面発光照明まで、「フラットで美しい光」の裏側には、導光板の技術が隠れています。
トライテラスでは、アクリル導光板を中心に、サイン・什器・建築照明など多様な導入事例があります。
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