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2024.01.17

植物育成ライトと一般LEDライトの違いを分かりやすく解説!植物育成ライトを選ぶポイント

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【2024.03.28更新】

こんにちは、JR秋葉原駅中央改札口から徒歩2分に本社のあるLED照明メーカー、株式会社トライテラスの販促担当です。

植物育成に興味を持ちつつ、植物をよく枯らしていた私が植物育成ライトを企画し、会社で植物育成を楽しんでいるので、
これから植物を育成する方や、植物育成ライトに興味がある方に、一般LEDライトも植物育成ライトも企画・開発・製造しているLED照明メーカーの視点から、一般のLEDライトと植物育成ライトの違いを5つに分けて説明します。
植物育成ライトを選ぶ際に参考にしてください。



① 波長の違い


植物育成ライトは一般LEDライトに比べ、植物の生長を促進するための特定の波長を多く含むという違いがあります。

光は電磁波という波の一種なので、波長(読み方:はちょう)の違いは目に見える光の色の違いにもなります。

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植物育成ライトは、植物の光合成に必要な波長の光を放射しています。
様々な植物育成ライトがあるので、光の波長、性質は異なりますが、主に植物の生長に必要とされている赤色と青色の波長を放射することが多いです。

一方、一般的なLEDライトは、人間の目に見える範囲の光(可視光)を放射し、明るさや色を定義しています。

初めて植物育成ライトを購入する際は、仕様を確認し、どのような波長を放射する器具なのか、その波長が植物に対してどのような効果があるのか等、説明を確認し、自分に合った植物育成ライトを探してみましょう。

参考にGREENSINDOOR 植物育成ライトLEDを見てみると、青と赤の波長、特に赤の波長の多いライトなのがわかります。
発光すると、この2色が強いので、美しい紫に近い色になるようです、きれいな色ですね!

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【Amazonで見る】GREENSINDOOR 植物育成ライトLED



HaruDesign 植物育成LEDライト HASU38 spec9 6Kを見てみると、様々な波長がバランスよく、青の波長だけ多くなっているライトなのがわかります。
発光すると、5800Kとの記載から、少し青みがかった白色になるようです、お部屋に馴染む色できれいですね!

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【Amazonで見る】HaruDesign 植物育成LEDライト

弊社トライテラスの植物育成ライト「プラントテラス580」の波長をご紹介させていただくと、
全ての波長がバランスが良く太陽に近い構成になっています!弊社のこだわりは、太陽光を再現すること。太陽光に近い波長で室内でも植物育成ができる質の高い自信作です!

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【TRiTERASU SHOPで見る】 トライテラス プラントテラス580

このように、植物育成ライトは一般LEDライトとは異なり、各社植物育成のために考えられた植物育成のための波長になっています。
自分の育てたい植物、環境に合わせて、各社の植物育成ライトの特長をよく見て選びましょう。

② 光量(光の強さ)の違い


植物育成ライトは一般LEDライトに比べ、植物が元気に育つために必要な明るさを提供するものであり、一般LEDライトのように室内照明として十分な照度を提供するものではありません。

植物育成ライトの光の強さは人間の感じる明るさではなく、光合成光量子束密度、PPFDが重要です。

PPFDとは、可視光スペクトルの特定領域(植物の成長に必要な400~700nm)において、1秒あたり1平方メートルの対象範囲に注ぐ光子の数を示す値です。
人間が感じる明るさの数値ではなく、植物に必要な明るさの量をあらわす数値です。

一般LEDライトではPPFDではなく、照度lx(ルクス)などの単位で表します。

初めて植物育成ライトを購入する際は、光量やPPFD値を確認し、自分の育てたい植物に向いた数値なのか確認しましょう。

PPFDについて解説した ブログ も是非ご覧ください。

PPFDとは? 植物育成初心者も知っておくべき光の単位 光合成光量子束密度(PPFD)をLED照明メーカーが解説します

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③ 照射範囲の違い


植物育成ライトは、一般LEDライトに比べ、植物の成長に必要な光を照射する範囲を対象となる植物に合わせる必要があります。
一方、一般LEDライトは、人間の目に見える範囲の光を照射する範囲が全般的に広いです。

植物育成ライトは、一般LEDライトとは異なり、植物の成長に必要な光を照射するため、適した範囲で、植物の成長を促進することができます。
照射範囲も各社製品ごとに異なるため、購入時のポイントになります。

BRIM(ブリム) SOL 24W 植物育成ライトは照射範囲40度~60度、小株なら1台でも複数個を同時に照らす事が可能との記載があり、
照射範囲がわかりやすく、どの植物にどのように照明を配置するか検討するのが楽しくなりますね!

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弊社トライテラスの植物育成ライト「プラントテラス580」は、580mmと長いバー状の照明器具なので、その照射範囲は広く、1本で60cm幅の棚1段、3号鉢を複数(5個程度)並べた範囲を照らせ、棚に植物を並べた場合に使いやすい設計になっています。

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照射範囲は、照明器具の形状や、レンズ設計で異なり、各製品ごとに特徴があります!


照明製品には各製品ごとに特徴のある仕様がありますので、初めて植物育成ライトを購入する際は、照射範囲も確認し、植物育成環境、鉢のサイズや個数等に適した製品か確認しましょう。
同時に沢山の植物を育てたい場合は照射範囲の広いものや、複数設置する等、ご自分の植物育成環境にあった植物育成ライトを選びましょう!

④ 価格の違い


植物育成ライトは、一般LEDライトよりも高価なものが多いです。
植物育成ライトは、植物の成長に必要な光を放射するため、高品質で特徴をもったLEDを使用しているためです。
様々な形状、仕様が展開されている植物育成ライトは価格も様々ですが、一般LEDライトに比べると、植物育成に適し、より高品質、高出力が求められるため、高価なものになります。

初めて植物育成ライトを購入する際は、植物ショップやインテリアショップ、ホームセンターやオンラインショップ等で多種多様の植物育成ライトが販売されているので、ご自分の選びやすい価格帯、仕様をさがしてみましょう。

⑤ デザインの違い


植物育成ライトは、一般LEDライトに比べ、機能性を重視したデザインであることが多く、インテリアとしてもおしゃれです。
一般LEDライトは、照明としてのデザインであることが多く、植物育成や栽培としては目立ちすぎることもあります。

前回のブログ、 植物育成初心者向け 植物育成ライトの選び方 でご紹介したように、植物育成ライトは様々な形状があります。

クリップタイプ、スタンドタイプ、吊り下げタイプやラインタイプ、電球タイプなど種類が多いので、初めて植物育成ライトを購入する際はご自分の植物育成環境にあった使いやすい形状を選びましょう。

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植物育成ライトに興味を持った方は、植物育成ライトの選び方を初心者にもわかるように説明した ブログ も是非ご覧ください。

植物育成初心向け 植物育成ライトの選び方

トライテラスでは、ライン照明形状の植物育成ライト「プラントテラス580」を発売中です。
スリムなライン照明は軽量で、背面にマグネットを設置してあるので、スチールなどにくっつけるだけの簡単な照明器具です。
光の質にもこだわり、太陽光に近い波長の美しい植物育成ライトに仕上がりました。

植物育成ライト選びに迷った方は、LED光源で、電気代が抑えられ、本体の長さ58cm直下の広範囲を照らせるラインタイプ、トライテラスの植物育成ライト「プラントテラス580」を是非ご検討ください。

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植物育成ライトと一般LEDライトの違いについての5つのポイントと選び方をご紹介しました。

自分の植物に合った、最適な植物育成ライトで元気に植物を育てましょう!

LED照明メーカートライテラスでは様々なオリジナルの照明を企画・製造しています。
秋葉原駅から徒歩2分に本社のあるトライテラス。詳しい情報は サイト をご覧ください。

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