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2023.07.25

青色照明(ブルーライト)を医療・内視鏡室に導入する効果とメリット

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こんにちは、JR秋葉原駅中央改札口から徒歩2分に本社のあるLED照明メーカー、
株式会社トライテラスの販促担当です。
今回はトライテラスの製品、「青色」LED補助照明 テラスラインワイドメディカルの青色照明(ブルーライト)を、医療・内視鏡室に導入する効果とメリットについて解説します。

■青色照明(ブルーライト)とは

ドクターの診断の精度向上と、患者様の満足度向上を意図した青色の照明です。
ブルーライトの照明はLED照明の色温度(ケルビン)にはとらわれず、機能を持った照明として特長的な効果が期待できます。

コメント 2023-07-12 093303.jpgブルーライトの照明は、医療技術や設備だけでなく、空間デザインや環境づくりにも配慮した医療現場の新しい取り組みの一つとして、日本だけでなく世界中の医療現場で注目されており、その有効性や安全性が様々な研究や実験で検証されています。
より詳しく、ブルーライトの照明効果とドクターへのメリット、患者様の満足度向上について次に解説します。

■ドクターへのメリットとは

ドクターへのメリットとして、補色の効果を利用した診断精度の向上と、色残像を抑え視認性や集中力の低下を防ぐ効果が期待されます。
色による視覚効果を利用するこの方法は、有用性が注目されています。

◇青色照明(ブルーライト)の補色効果とは

手術、診療の際に「青色」のLEDで部屋を青色にすることで、モニターに映し出す臓器の「赤色」の色を引き立てる効果のことであり、視認性を向上させ診断精度の向上が期待されます。

◇補色とは

色相環図において反対に位置し、互いの色を引き立て合う特性を持つ2色の関係の事です。

なぜ補色が色を引き立てる効果があるのか、色の認識に関して少し詳しく解説します。
色は、色相、明度、彩度の3つの属性から構成されています。その内、色相は赤、黄、緑、青、紫などの基本的な色を指します。
虹を思い浮かべるとわかりやすいです。

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色の構成要素である色相を系統順に並べ環状に配置した図を色相環図と言い、環状にすることで色の関係が視覚的に表現し易くなります。
隣り合う色相は互いに混ざり合って中間色が生じることから、色相の関係性を理解する上で重要な役割を果たしています。

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補色とは、この色相環図において反対に位置する関係の色の組合せのことです。
例えば、赤と緑、青と黄色などが色として正反対の補色の関係にあります。

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このように色相の差が大きい色同士は互いの色を引き立て合う特性を持ち、
コントラストが強く発揮されることで、深みや立体感を感じることができます。
手術、診療の際に「青色」のLEDで部屋を青色にすることで、モニターに映し出す臓器の「赤色」の色を引き立て、モニターを見やすくするために消灯をするよりも、補色の効果により視認性を向上させ、診断精度の向上が期待されます。

コメント 2023-07-05 1019591.jpgコメント 2023-07-05 1019001.jpg

◇青色照明(ブルーライト)の色残像を抑える効果とは

ドクターの目への負担が軽減され、視認性や集中力の低下を防ぐことが期待されます。

◇色残像とは

ある色を長く見ていると、その色の補色(対照色)が目に残ってしまう現象です。
例えば、赤い色を見ていると、青緑色の残像が目に残ります。

視認性や集中力の低下を誘引する色残像を抑えることで、なぜドクターへの目の負担を軽減できるのか、少し詳しく解説します。

◇色残像の体験

色残像の現象が直ぐに想像できる方は多くないと思われますので、体験をしてみましょう。

(1)図①中央の●印に視点を合わせ、20~30秒見続けた後、図②中央の●印に視点を動かしてください。
(2)視点をそのままに観察すると、本来白いはずの図②に色残像が見えます。
 ※観察条件や観察者により、見えない場合や見え方が違う場合があります。

図①

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図②

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◇色残像による影響とは

ドクターは血液や体内の臓器など赤い色を大きなモニターで見続けているため色残像が起こりやすく、処置中、ふと室内の白い壁や機器などに目を転じたとき、青緑色の点やシミが浮かび上がり目がチラチラとする現象が起きます。
この状態で継続して処置を行うと、視認性の低下や色の判断力の低下につながるため、ドクターは現象が収まるまで目を閉じるなど色残像が時間経過で消えるまで待つことになります。現象が消えるまで時間を要するため、集中力の低下と処置の効率性に影響する可能性があります。

◇色残像を抑える対策

良く取られる施策は、室内の壁の色などの色調を青や緑にすることです。
色残像の影響を補色効果により打消すよう、科学的に考えられていますが、室内の雰囲気を考慮して壁の色調を変えることは難しい場合もあり、その解決策として青い光で室内を照らす、ブルーライトの照明が注目されています。

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照明の効果により色残像を抑える補色の効果が得られるため、ブルーライトの照明を補助照明として使用することで、普段の室内の色調を大幅に変える必要も無く、色などを選べない処置機器の色調さえ「青色」に変えることが可能です。

■患者様へのメリットとは

ブルーライトの照明を導入することで、患者様に安心感を与える心理的効果により、満足度の向上が期待されます。

◇患者様への心理的効果とは

ブルーライトの照明の青色は、心理的に落ち着きや安心感を与える色であり、患者様のストレスを軽減する効果があります。                                                              これは、患者様の回復や満足度にも影響する要素です。
処置中にモニターを見やすくするために消灯すると、黒色、暗闇の心理効果により恐怖感や沈黙感など、不安感を患者様に与えてしまうこともあります。

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ブルーライトの照明を設置することで、患者様はドクターの行動や周りの状況を把握できることで安心感を感じ、
患者様は快適で、安全な印象を受けます。

◇医院へのメリット

患者様の満足度の向上は、患者様のリピート選択の向上が期待できることで医院へのメリットとなります。
ブルーライトの照明は、患者様に安心感を与えると同時に、先進的な取り組みをアピールできます。
単なる医療の設備ではなく、環境づくりにも配慮した医療現場の新しい取り組みの一つとして、世界中の医療現場で注目されている要因です。

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いかがでしたか。青色照明(ブルーライト)を医療・内視鏡室に導入する効果とメリットの解説でした。
トライテラスの「青色」LED補助照明 テラスラインワイドメディカルは、取付け時に館内の大幅なリニューアルが必要なく、手軽にブルーライトの照明を医療現場に導入できます。
テラスラインワイドメディカルの詳細はこちらのブログ 
「医療・内視鏡室向け「青色」LED補助照明 テラスラインワイドメディカルの魅力」もご覧ください。

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